【浦添】浦添市北西部で捕獲されたハブの体内から有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)や使用が禁止されている農薬のDDTが高濃度で検出された問題で浦添市は10日、米軍キャンプ・キンザー周辺が汚染源の可能性もあるとみて実施した周辺の土質調査について、調査地点計7カ所のうち、川底や海底の5カ所からPCB、3カ所からDDT類が検出されたと発表した。PCBは国が定める基準、DDT類はバーゼル条約で採択されたガイドラインの基準値をそれぞれ下回ったという。

米軍キャンプ・キンザー

 市は、検出された地点について2016年度もモニタリングを続ける方針。「名桜大の田代豊教授から『検出された数値が人体に影響を与えるというようなこれまでの研究結果はない』との見解を得ている」とのコメントを発表した。港川海岸から採取したクモ貝からはPCBとDDT類のいずれも検出されなかったという。調査地点や調査結果は同市環境保全課のホームページで公開している。