【名護】沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は12日午後、海底地盤の強度などを調べるボーリング調査の掘削作業を再開した。6月30日以来、約4カ月半ぶり。

スパット台船から掘削棒が海面に下りていくのが確認された=12日午後2時28分、名護市辺野古沖

 翁長雄志知事は埋め立て承認取り消しの違法性をめぐる法廷闘争が避けられない情勢の中、司法判断が出るまで作業を中断するよう求めてきた。県内の反発は一段と高まっている。

 防衛局は10日から2隻のスパット台船を現場海域に運び入れ、海底に固定するなど準備を進めてきた。12日午後2時20分過ぎ、大浦湾の長島付近に停泊する台船1隻から掘削棒が海面に降りていくのが確認された。昨年8月に始まったボーリング調査は全24地点のうち、深場5地点での掘削を残している。その他、埋め立て予定区域の地層を把握するための音波調査を実施している。