【台湾で新垣卓也】沖縄ナイトin台湾のトップセールス団(団長・翁長雄志知事)は12日、台湾・桃園市の中華航空(チャイナエアライン、孫洪祥CEO)を訪れ、沖縄観光の発展に向けた連携強化を確認した。翁長知事は「台湾と沖縄はきょうだいのような親しい関係にある」と強調。「中華航空はその絆をつくった草分けだ」と感謝した。孫CEOは沖縄と台湾が密接な関係にあるとして「これからも積極的に沖縄航路に力を入れていきたい」と意欲を示した。

孫洪祥CEO(左)と握手する翁長雄志知事=12日、台湾桃園市・中華航空

 沖縄観光コンベンションビューローの平良朝敬会長は中華航空の台北-石垣を結ぶ路線が夏季限定である現状を踏まえ、通年での運航を要望。孫CEOは「今後も沖縄を訪れる台湾人観光客は増える。まずは那覇空港の処理能力の増加を図ってもらいたい」とした。

 中華航空の董孝行シニアアドバイザーは同社の台北-那覇間の路線に使われる大型機材の貨物スペースが空いていることを挙げ、「旅客を運ぶだけでなく、空いたスペースを活用した物流も可能ではないか」と提案した。

 トップセールス団は同日、台湾・桃園市も訪問。同市の鄭文燦市長や企業の代表らと意見交換した。鄭市長は「沖縄は台湾人の旅行先としてとても人気がある。交流をもっと親密にしていきたい」とあいさつ。翁長知事は「双方の関係を沖縄と桃園市、台湾の発展につなげていきたい」と述べた。

 13日は台湾の航空会社などを表敬後、台湾大手企業の代表者らで構成する中華民国三三企業交流会(三三会)関係者などを招いた「沖縄ナイトin台湾」を開き、交流の深化を図る。