ウェブマーケティング事業のプルアラウンド(那覇市、杉浦哲郎代表)は10日、琉球大学農学部、金城ベーカリーと共同開発した「泡盛パン」の試食イベントを那覇空港で実施した。泡盛に使用する黒麹(くろこうじ)菌をパンの発酵に用い、みそっぽい香りと酸味のある味わいに仕上げた。沖縄土産として商品化を目指している。

泡盛パンを試食する観光客=10日、那覇市

「泡盛パン」プロジェクトに取り組んだプルアラウンドの高松さん(右)と金城ベーカリーの金城さん

泡盛パンを試食する観光客=10日、那覇市 「泡盛パン」プロジェクトに取り組んだプルアラウンドの高松さん(右)と金城ベーカリーの金城さん

 2017年度産学官連携推進ネットワーク形成事業の一つでプルアラウンドが企画し、琉大が黒麹菌とレシピを提供。金城ベーカリーで製造した。泡盛をパンに練り込む手法では焼き上げると風味が消えるため、黒麹菌を生地に練り込み風味を残した。アルコール分は含まれない。

 試食では約500の回答が集まった。東京在住の男性(71)は完食して「もう少し泡盛らしさをだしてもいい」と感想。泡盛は苦手という広島在住の男性(43)は「このくらいが、ちょうどいい」と話した。プルアラウンドの高松茉沙美取締役は「関心が高く、手応えは十分。パートナーとなる酒造所を募集して商品化につなげたい」と語った。