那覇空港を出発した琉球エアーコミューター(RAC)の久米島行きと南大東行きの旅客機計2機の不具合が15日、相次いで発生し、遅延や欠航などで往復8便、乗客約300人に影響が出た。久米島行きの往復3便は、日本トランスオーシャン航空(JTA)が臨時便などで対応し、中には3時間以上待たされた客もいた。南大東行き往復1便は欠航した。

那覇空港

 不具合を起こした機体はRACの久米島行き873便と、南大東島行き861便。JTAによると、那覇―久米島の往復3便と、那覇―南大東島の往復1便でRACの代替機が手配できず、久米島行きはJTAが臨時便を就航。南大東島行きは16日、RACが臨時便を就航させる予定という。

 那覇空港事務所などによると、RAC873便は15日午前8時半ごろ那覇空港西約37キロ上空を飛行中、揚力を調整する高揚力装置(フラップ)の不具合を示すランプが点灯したため同空港に引き返した。同機は約20分後に通常着陸。乗員含む27人にけがはなかった。

 RAC861便は同日午前10時半すぎ、出発しようとエンジンをかけたところ、化粧室の煙を探知する装置が何らかの原因で作動した。乗員乗客計29人を降ろし原因を調べている。