【森田のりえ通信員】沖縄伝統空手の一つ松林流米国武道館館長の太田栄八さん(70)が範士十段に昇段し、その祝賀会が10月30日、ロサンゼルス近郊トーレンス市の日本食レストランで行われた。県外で初めての十段保持者となった。在米46年になる竹富町出身の太田さんは11歳の時に家族で那覇に移住。高校時代は空手クラブに所属した。島正雄、長嶺将真に師事し、1969年に渡米。音響関係の仕事をする傍ら、オハイオ州など各地を回り、空手を広める。70年より南カリフォルニアに本部道場を構える。

範士十段に昇段した太田栄八さん

 15年前にリタイアをしてから空手の指導と普及に専念。現在、アメリカ国内はもとより、カナダ、ロシア、キューバ、アルゼンチン、インド、ルーマニア、アイルランドなど40カ所近い支部がある。

 月1度、支部を回ってセミナーを開いている。太田さんは空手を通して、主体性を持って行動する青少年の育成に力を入れている。

 太田さんはことし9月、八重瀬町の島空手道場にて松林流空手道協会会長島勇夫氏より範士十段に昇段が認められた。