【金武】金武町議会(仲里全孝議長)は16日の臨時会で、町が提案した12月5日を「金武町移民の日」とする条例の修正案を全会一致(欠席1)で可決した。町出身の移民の父、故當山久三が、1899年12月5日に住民をハワイへ送り出した日として、町が9月定例会で提案していた。

當山久三

 修正した条例では、「沖縄県における移民の先駆けは金武町」と強調。同年に第1回ハワイ移民を送った後、多くの県系人が海外で活躍していることは「移民発祥の地としての町民の誇り」としている。

 町は来月5日に當山久三の顕彰式や記念式典、祝賀会を開催する。仲間一町長は「『海外雄飛の里』として、當山久三の進取の気性と不撓(ふとう)不屈の精神を次の世代に継承したい。今後は県内の研修生や留学生を町に集めて交流などを実施したい」と話した。