タイムス女性倶楽部を20年にわたり会員を続けてきた女性たちがいる。末吉絹枝さん(71)=浦添市、宮城和子さん(69)=同市、泉川厚子さん(64)=西原町=の3人だ。いつも最前列で講演を聴く3人は自己研さんに励み、「知的で、すてきな女性」を目指し、自分を磨く。(社会部・西里大輝)

タイムス女性倶楽部を楽しむ(右から)泉川厚子さん、宮城和子さん、末吉絹枝さん=1月13日、那覇市・パシフィックホテル沖縄

「女性倶楽部」4月からの講師陣

タイムス女性倶楽部を楽しむ(右から)泉川厚子さん、宮城和子さん、末吉絹枝さん=1月13日、那覇市・パシフィックホテル沖縄 「女性倶楽部」4月からの講師陣

 女性倶楽部は、1996年に第1期がスタート。今年4月から始まる44期で22年目を迎える。1期半年のサイクルで、タレントや各分野で活躍する専門家らの5回の講演が聴ける。末吉さんと宮城さんは2期、泉川さんは3期から入会。一度も休会のない継続会員で、女性倶楽部を代表する“顔”だ。

テレビの中の著名人が間近に

 女性向けの教養講座などが少なかった20年以上前。週末におしゃれし、ホテルで食事を楽しみ、優雅な気持ちで教養を磨ける女性倶楽部の登場は魅力的だったと3人。その上、テレビの中の有名人を間近で見られるという企画は斬新で「すぐに飛びついた」。

 講師の顔ぶれも女優や映画監督、ニュースキャスターと多彩で、末吉さんは「感心する話題が多く、働く女性のプラスになったと思う」と振り返る。泉川さんは「いい人生が送れるような感動的な話に出合え、前向きになれた」と目を輝かせた。

 宮城さんは講師で登壇した詩人の須永博士さんが即興で書いた詩を「私の人生そのままだ」と聴き入っていると、その詩をプレゼントされ、驚いた。「その時のことは忘れない」と思い返し、今もその詩を大事にしている。キャスターの筑紫哲也さんも3人の心に残っている講師だ。

 今後も会員を続けるという3人。次期の申し込みを決め、新たな講師陣との出会いを待ちわびる。一方で、会員数の減少も気に掛けている。「若い人に魅力を感じてもらいたい」と親子会員などを提案。会の活性化に期待する。3人は「申し込みをちゅうちょしている人へ。ぜひ、一緒に楽しく学んで、自分を高めていきましょう」と呼び掛けた。

ゴルゴ松本さんや紺野美沙子さん

◆4月からの講師陣決まる

 4月から始まる第44期タイムス女性倶楽部の講師陣が決まった。少年院の慰問活動「命の授業」でも知られるお笑い芸人のゴルゴ松本さん(講演日=4月1日)のほか、辛口のコメントで人気を集める料理研究家の土井善晴さん(同6月17日)ら5人。著名人の講演に生で接し、普段テレビでは聴けないさまざまな活動や人生哲学、本音トークも好評。随時会員を募集している。

 ゴルゴさんは1967年、埼玉県生まれ。お笑いコンビ「TIM」では、「命」や「炎」の漢字を身体で表現するギャグで人気を集めた。漢字や熟語、日本語の不思議や魅力を取り上げる「命の授業」では、目標を持つことの大切さや人としての生き方にも触れ、反響を呼んでいる。

 講師はほか、開発途上国の問題解決を支援する国連開発計画親善大使で女優の紺野美沙子さん(同7月1日)、離婚や男女問題に詳しいテレビで人気の弁護士・堀井亜生さん(5月27日)、発達障がい児を抱える家族の日常をユーモラスにつづった連載「うちの火星人」を本紙で掲載する平岡禎之さん(9月24日)となっている。

 それぞれ、県内のホテルで開催。会費は5回コースで1万800円(夫婦会員1万9400円)。問い合わせは女性倶楽部事務局、電話098(860)3583。