翁長雄志知事は17日夕、国の代執行提訴を受けて沖縄県庁で記者会見し「政府の態度は完全なダブルスタンダード」と厳しく批判した。12月2日の口頭弁論に出廷し、自ら証言する意欲を重ねて示し「われわれの考えが正当であることを主張・立証したい」と法廷闘争に意欲を示した。

承認取り消し処分の取り消しを求める代執行訴訟を受け会見する翁長雄志知事=17日午後5時半、沖縄県庁

 知事は、政府が佐賀県での米軍オスプレイ訓練をあっさり断念したことなどを念頭に「46都道府県には何らしわ寄せをしない形で、沖縄で物事を処理しようとしている」と述べ、国の対応が二重基準だと強調した。

 その上で「辺野古の美しい海を埋め立て、新基地建設を強行しようとする政府の態度は多くの県民には理解することすらできない」と指摘。今回の提訴が民意に背を向けているとの認識を示した。