【クイーンズタウンで平島夏実】沖縄タイムス社による創刊70周年記念の海外市場視察団(団長・豊平良孝社長)は14日、リゾート地として知られるニュージーランドのクイーンズタウンを訪れた。沖縄ツーリスト(OTS、那覇市、東良和会長)が昨年11月に開店したレンタカー営業所では、東アジア観光客の取り込みを狙った今後の展望を聞いた。

OTSのニュージーランドでの経営戦略について説明する東恩納ブランチマネジャー(左端)=14日、ニュージーランドのクイーンズタウン

 OTSのクイーンズタウン営業所では現在、日本車8台を貸し出している。ニュージーランドは日本と同じ「右ハンドル左側通行」のため、車両を改造する必要がない。今年6月には北のクライストチャーチにも営業所を開き、計70台に増やす。どちらの営業所でも返却を受け付け、顧客の利便性を高める。

 車両は、OTSが日本国内で新車として使用したレンタカーを使う。新車登録から2年が経過し、日本での車検が必要になるタイミングでニュージーランドへ移す。約3年運用した後、現地の中古市場に売り出す。ニュージーランドでは中古車が8割を占める。中古車市場では、人気の高い日本車でも7~8年使われたものが多く、比較的新しいOTSの車両は支持を得られるとの考えだ。

 また、全てのレンタカーにドライブレコーダーを設置。東恩納盛(さかり)ブランチマネジャーは「ニュージーランドでは、交通事故の賠償割合がゼロか100。きちんと証拠を残すことで、英語が苦手でも安心して運転できる」と説明した。

 視察団は、標高800メートルの山頂で会議やパーティーができる民営のMICE施設「スカイライン」も視察した。