沖縄県宜野湾市嘉数のジェラート専門店「la Vous」(ラ・ボウス)で、市の伝統野菜で特産品の田芋(ターウム)を使ったジェラート「宜野湾タイモ・ローズマリー」の販売が、ターウムの日の2月6日に始まった。ラ・ボウスの共同経営者で世界ジェラート大使の柴野大造さんが開発。「県産の素晴らしい食品をジェラートを通して知ってもらい、地域活性化の力になりたい」と話した。

宜野湾タイモ・ローズマリー

宜野湾タイモ・ローズマリーの完成を喜ぶ(右2人目から)柴野大造さん、石川達義大山田芋生産組合会長、米盛勝也さんら関係者=宜野湾市嘉数のラ・ボウス

宜野湾タイモ・ローズマリー 宜野湾タイモ・ローズマリーの完成を喜ぶ(右2人目から)柴野大造さん、石川達義大山田芋生産組合会長、米盛勝也さんら関係者=宜野湾市嘉数のラ・ボウス

 店がある市の特産品・田芋を使用した商品がないことから考案。市大山田芋生産組合(石川達義会長)とも連携した。県産ローズマリーの香りを移し、190度でカラッと揚げた田芋チップスを混ぜ込んで食感をつけた。柴野さんは「ペクチンという成分を最大限に引き出し、安定剤は使っていない。素材の力を引き出した」と説明した。

 ジェラート騎士の称号を持つラ・ボウスの米盛勝也店長は「幅広い年代の方に、ジェラートを通して田芋を伝えたい」と語った。試食した生産組合の石川会長は「想像以上においしい。地域の祭事で使われるターウムが、新しいジャンルで普及されることに伸びしろを感じる」と期待した。