プロ野球横浜DeNAベイスターズの選手らが粋な計らいで野球少年たちを喜ばせた。

憧れのプロ野球選手とのハイタッチ。56番はウィーランド投手=10日、宜野湾市海浜公園室内練習場

 10日に開かれた第27回横浜DeNAベイスターズ旗争奪少年野球大会(共催・横浜DeNAベイスターズ宜野湾友の会、沖縄タイムス社)の表彰式終了後に予定されていた6年生対象の「野球教室」が直前の降雨で中止になった。

 教室会場だった宜野湾市立野球場アトムホームスタジアム宜野湾では、一流選手の指導を受けることを期待していた野球少年たちは中止放送を聞き、「わぁ〜」とがっかりしたどよめきを起こした。

 気落ちした子どもたちが用具を整え、帰る準備をしていた時、「少年野球チームの皆さんへ、室内練習場で選手とハイタッチがあります。練習場に集合してください」の放送が流れた。一瞬は「んっ?」と目を丸くした子どもたちから、すかさず「やったー」との大歓声が上がった。

 選手らが「せっかく集まったのにそのまま帰すのは申し訳ない」として、急きょ、ハイタッチを企画したという。

 子どもたちは歓声を上げながら憧れの筒香嘉智、ロペス、嶺井博希の各選手らとハイタッチを次々と交わし、うれしそうな表情だった。

 ある少年野球関係者は「諦めて来年に期待していたが、選手の皆さんの配慮がとてもありがたい」と感激の面持ちだった。(翁長良勝通信員)