【豊見城】五輪水泳金メダリストの北島康介選手(33)のトークショー「夢への挑戦」が15日、豊見城高校(長濱雅仁校長、942人)で開かれた。北島さんは、「五輪出場という大きすぎる夢を持ったが、一日一日の練習を頑張ることで目標の達成につながったのかな」と、日々努力する大切さを生徒たちに語った。

五輪水泳金メダリストの北島康介さんが夢をかなえる秘訣について語ったトークショー=15日、豊見城高校

歴代校長やPTA会長らに感謝状を贈った豊見城高校創立50周年記念式典

五輪水泳金メダリストの北島康介さんが夢をかなえる秘訣について語ったトークショー=15日、豊見城高校 歴代校長やPTA会長らに感謝状を贈った豊見城高校創立50周年記念式典

 同校の創立50周年記念行事として期成会などが企画。長濱校長が、県出身の日本水泳連盟理事と親しくしていることから実現した。

 北島さんは5歳で水泳を始め、2004年のアテネ五輪で100メートルと200メートル平泳ぎで金メダルを獲得。08年の北京では2種目2連覇を達成し、12年のロンドンでは400メートルメドレーリレーで銀メダルをつかみ取った。北島さんは、事前に寄せられた生徒の質問に答える形で「試合で緊張することはとても大切。それがあるから100%以上の力が出せる」と説明。「五輪選手になった高校時代、友だちは普通に接してくれた。それが頑張る力になった」などと振り返った。

■学校の歴史紹介式典で節目祝う

 県立豊見城高校の創立50周年記念式典と祝賀会が15日、市真玉橋の同校で開かれ、在校生942人や教職員、来賓らが節目を祝った。式典で長濱雅仁校長は、野球では7度の甲子園出場、最近ではウエイトリフティング部の全国制覇の歴史を紹介。「世界には紛争や飢餓など多くの問題がある。時代は諸君を待ち、活躍を期待している」とあいさつし、生徒の飛躍を願った。

 生徒会長で2年の下地綾乃さんは、「入学から1年半、先輩の築いた歴史や伝統を感じている。学校の名に恥じないよう、精進を重ねたい」と抱負。また、歴代校長やPTA会長、高額寄付者など38の人や団体に、平良朝敬・創立50周年期成会会長や長濱校長から感謝状が贈られた。

 同校は1966年に琉球政府立として開校し、これまでに2万27人が巣立っている。