那覇市牧志の国際通りでパトカーに追跡されていた乗用車が歩道に乗り上げ負傷者が出た事故で、那覇署が道交法違反(無免許運転)容疑で現行犯逮捕した無職少年(19)が、沖縄県内で今月発生した公的機関を名乗る詐欺事件に関与した疑いがあることが15日までに、複数の捜査関係者への取材で分かった。

国際通りを暴走し、歩道に乗り上げた事故車両=13日午後9時半ごろ、那覇市牧志

 捜査関係者によると、巡回中の県警パトカーが13日、詐欺事件に関与したとみられる少年が乗った車両を発見し追跡を開始。那覇市内を逃走中に計4カ所で衝突事故などを起こし、女性計3人が軽傷を負った。

 同署は15日、少年を無免許運転容疑で那覇地検に送致した。今後、自動車運転処罰法違反や詐欺事件への関与なども視野に捜査を進める方針という。

 少年は那覇市楚辺の城岳小学校付近から逃走し、市壺屋の「やちむん通り」から国道330号に入り車に接触。そのまま北上し、市牧志の大型スーパー付近で玉突き事故を起こした。その後、国際通りで計2台の車にぶつかった後、歩道の車止めをはね飛ばして乗り上げたという。