今帰仁のマンゴーに東村産パイン、読谷で生産が始まったイチゴ「Berry Moon(ベリームーン)」、名護のシークヮーサー…。「島ジェラート&カフェ ISOLA」が契約農家から仕入れる旬の果物は、甘みや酸味を引き出すため完熟が厳選される。その上で目指すのは素材以上のおいしさだ。

ココナッツブルーとブラットオレンジ、シークヮーサーのトリプルジェラート(中央)。スープパスタ土鍋仕立て(右奥)やピッツァ(手前右)、ティラミス(同左)など豊富なメニューとセットが楽しめる

外人住宅を改装した白い壁と木のぬくもりが心地良い店内で、店主の上地匠さん(左)とスタッフの長浜江里子さん=読谷村楚辺

島ジェラート&カフェ ISOLAの場所

ココナッツブルーとブラットオレンジ、シークヮーサーのトリプルジェラート(中央)。スープパスタ土鍋仕立て(右奥)やピッツァ(手前右)、ティラミス(同左)など豊富なメニューとセットが楽しめる 外人住宅を改装した白い壁と木のぬくもりが心地良い店内で、店主の上地匠さん(左)とスタッフの長浜江里子さん=読谷村楚辺 島ジェラート&カフェ ISOLAの場所

 読谷村楚辺の県道6号から小道を入った外人住宅街の一角に店はある。きめ細かな舌触りと濃厚な味わいは口コミで広がり、立地のハンディを超えて観光や地元の客に人気を集める。店内で味わえるのは常時10種類で、季節によって常に変わる。これまで延べ30~40種類が店に並んだ。

 村内の自家焙煎(ばいせん)エスプレッソを使う「コーヒー&焦がしキャラメル」や「多良間産黒糖ときなこミルク」など、果物以外も幅広い。県内客の一番人気「ぬちまーすミルク」は牛乳本来の甘さが売り。柑橘(かんきつ)類や黒こうじの商品化も検討中。シングル380円、ダブル450円、トリプル500円。ランチやドリンクとのセットもある。

 県内の著名ホテルなどで約20年間、料理人として腕を磨いた読谷出身の上地匠さん(41)が2015年5月、「ロヂウラキッチン」の名でイタリア料理店をオープン。しばらくしたころ、名護市の店でジェラートの魅力に衝撃を受け、研究と試行錯誤を重ねた。

 昨年5月、イタリア料理にもう一つの柱ジェラートが加わった。リニューアル店名に使った「ISOLA(イゾラ)」は、イタリア語で「島」の意味。島の素材で地域活性化につなげたいとの思いが込められている。(中部報道部・溝井洋輔)

 【お店データ】読谷村楚辺1133No.122。電話098(957)0770。営業時間は午前11時~午後6時。日曜定休。23席。個室8人可。貸し切りもできる。駐車場は10台ほど。