第2回県マングース対策事業検討委員会(久保田康裕委員長)が15日、那覇市内のホテルで開かれた。大宜味村の塩屋湾から東村の福地ダムにかけた「SFライン」以北での完全排除を目指し、沖縄県がSF以南に設置したバッファーゾーンで、昨年4~12月までに計910頭を捕獲したことが報告された。マングースの捕食対象のヤンバルクイナやノグチゲラなど希少種の生息が、SF以北で緩やかに回復傾向にあるのも示された。

マングースの排除計画

 マングースがSF以北へ流入するのを水際で防ぐため、県はSF以南のバッファーゾーンにわなを仕掛け、捕獲している。SF沿いの「第1バッファーゾーン」で36頭が、昨年4月に新たに設置された「第2バッファーゾーン」では874頭が捕獲された。

 また、2010年度から県がSF以北で実施している希少種回復実態調査では、生息反応のあった地域を示す「メッシュ数」が、ヤンバルクイナやノグチゲラなど複数種で回復傾向にあった。年度により減少する年もあるが、ヤンバルクイナは10年度の108メッシュから17年度は127メッシュに、ノグチゲラは111メッシュから127メッシュに増えたという。