名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らは18日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で千人規模の抗議集会を開き、翁長雄志知事の埋め立て承認を違法として国が行った代執行提訴に対し「訴えられるのは国の方だ」「沖縄への差別だ」などと訴えた。

早朝からキャンプ・シュワブゲート前に座り込み、辺野古新基地建設反対を訴える大勢の市民ら=18日午前6時半、名護市辺野古(渡辺奈々撮影)

 代執行提訴から一夜明け、午前6時から始まったゲート前の抗議集会には、県内外から多くの人が訪れた。沖縄平和運動センターによると、午前9時ごろには約1200人が集まった。午後4時までに基地内に進入する工事車両は確認されず、機動隊による排除もなかった。

 ゲート前での座り込みの抗議が、昨年7月の開始から500日目を迎えたこの日、国会議員や県議会議員、県内各地の市町村議会議員も駆け付け、市民らとともに基地内への工事車両の進入を警戒。代執行提訴、海上でのボーリング調査再開など政府の強行姿勢を批判した。

 参加した市民からは「毎日1千人以上が結集すれば、工事を止められる」「国の権力に立ち向かうためには、民衆の力が必要だ」などの声が上がり、県と国の法廷闘争を前にさらなる決起を確認し合った。