【東京】小野寺五典防衛相は16日の記者会見で、沖縄県伊計島の海上で米軍普天間飛行場所属MV22オスプレイが重さ13キロの機体の一部を落下させた後、米側から通報がなかったことを巡り、沖縄に駐留する第3海兵機動展開部隊(3MEF)の中で通報手続きの周知徹底が不十分だったとの認識を示した。

小野寺五典防衛相

ビーチに漂着した米軍MV22オスプレイの部品=9日、うるま市伊計島の大泊ビーチ

小野寺五典防衛相 ビーチに漂着した米軍MV22オスプレイの部品=9日、うるま市伊計島の大泊ビーチ

 米側から「通報手続きの再確認を行い、在日米軍司令部に通報する必要があることを十分に理解した」との説明があったことを明らかにした。その上で、米側が「引き続き改善する」としていることから、「(通報体制が)不十分であったということを認めたということではないか」と述べた。防衛省から抗議するかどうかは言及を避けた。

 日米両政府は1997年3月に日米合同委員会で事故発生時の通報手続きについて合意している。