【平安名純代・米国特約記者】「戦争は正義のためだと正当化しているが、人間の命を奪っているのはアメリカだと思います」

 19日に開かれた米国の若者との対話集会で、島ぐるみ訪米団を代表して登壇した玉城愛さんがそう発言した途端、それまでじっと静かに耳を傾けていた米国の若者たちの間から大きな拍手が巻き起こった。

 「戦争は勝ち負けではない。人間の人格や人生を奪うものだ」と、自身の祖父らの戦争体験を語り、人々の「無関心」が辺野古の新基地建設計画を進めていると強調。「若者の無関心を何とかしたいと思って自分で行動し始めたら、両親の態度が変わり、友達との会話の内容も変わっていった」と新基地問題をめぐり、自身の周囲で起きている変化を話し、新基地建設阻止に取り組む気持ちを自分の言葉で素直に伝えた。

 「正義という名目でアメリカが人の命を奪っている、と目の前にいるアメリカ人に発言したのは今日が初めて。とても緊張した」

 島ぐるみ訪米団のメンバーとして米国で要請活動をする中で感じているのは「視点の違い」だ。

 「若者たちとの集会では、警官の過剰暴力がアメリカで問題化していることなど、辺野古に通じる話題もあり、教育や人権に対する興味がより深まった」