【名護】県内建設業大手の屋部土建などを傘下に置く持ち株会社ゆがふホールディングス(名護市、前田裕継CEO)は20日の取締役会で、沖縄都市モノレール前社長の仲吉良次氏(74)をCFO(最高財務責任者)に迎える人事を決めた。COO(最高執行責任者)には、屋部土建社長の津波達也氏(61)が昇格。両氏とも代表権を持ち、代表権者は計5人になる。

仲吉良次氏

津波達也氏

仲吉良次氏 津波達也氏

 2015年9月期の連結決算は、グループ内取引を除いた売上高が前期比8・2%増の161億1千万円、経常利益が同36・1%増の5億6千万円の増収増益。売上高、経常利益とも過去最高だった。

 グループ中核の屋部土建は売上高が10・5%増の113億円、経常利益が5・7%増の4億4千万円。海上土木の公共工事に加え、民間でも大学や病院といった大型案件を手掛けた。

 3ホテルを経営する前田産業はホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワが客室改装後初の通年稼働となり、収益性が向上。売上高が9・7%増の25億7千万円、経常利益が318・8%増の1億7千万円となった。

 16年9月期はグループ各社の単純合算で売上高190億円、経常利益8億円を目指す。前田CEOは「十分達成可能だ」と強調した。

 琉球銀行常務などを歴任した仲吉氏は自身の起用について「縁故のない異業種の経営者を加え、中長期的に企業価値を増大するとの判断だと思う」と述べた。津波氏は「各事業会社をしっかりバックアップしたい」と抱負を語った。