離島フェア2015(主催・同実行委員会)は21日、「心躍る!島の魅力」をテーマに那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で開幕する。県内18市町村が参加し、128ブースで1032品の特産品が展示即売される。午前10時から午後7時まで。フェアは27回目。島の味が堪能できる「離島食堂グランプリ」も初開催され、来場者の投票で人気ナンバーワンが決まる。

おくなわプロジェクト推進協議会が開発した「おくなわカレー たらまピンダ ヤギ肉」

北大東村産のニシユタカを使ったジャガイモ焼酎「ぽてちゅう」

おくなわプロジェクト推進協議会が開発した「おくなわカレー たらまピンダ ヤギ肉」 北大東村産のニシユタカを使ったジャガイモ焼酎「ぽてちゅう」

 伝統芸能公演や島唄ライブ、貝殻フォトスタンドなどの手作り体験など多彩なイベントもある。会場では、千円で1300円分の買い物ができるプレミアム商品券が販売される。那覇軍港西側に臨時駐車場を設置し、午前9時~午後8時の間、無料シャトルバスを運行する。

■多良間のヤギ肉カレー

 多良間と渡名喜、粟国、北大東、南大東の5村で組織しする「おくなわプロジェクト推進協議会」は、多良間のヤギ肉など島の特産品を使ったレトルト食品の特産カレー「おくなわカレー たらまピンダ ヤギ肉」(180グラム、1500円)を開発した。21日から始まる離島フェアで特別価格1300円で発売する。

 カレーは多良間ピンダのヤギ肉のほか、粟国の塩、北大東のじゃがいも、南大東のトウモロコシなどを使用。多良間村に材料を集めて加工した。ヤギ肉がごろごろ入ったピリ辛のカレーに仕上げた。

 会長を務める伊良皆光夫多良間村長は「島々の材料を使うことにインパクトがあり、PRになる。今後も島の特産品や魅力を発信していきたい」と語った。

■北大東ジャガイモ焼酎

 北大東村(宮城光正村長)は20日、JAや久米仙酒造など6企業・団体と連携し、同村産のジャガイモ(ニシユタカ)を使った焼酎「ぽてちゅう」を開発したと発表した。これまで廃棄していた規格外のジャガイモを有効活用した。宮城村長は「新たな特産品の開発で生産農家や栽培面積が増えた。農家の所得向上につなげたい」と期待した。

 同村では主要作物サトウキビに加え、ジャガイモなど園芸作物の栽培も進めている。しかし、高齢化などで生産量が落ち込んでいるほか、15%程度が規格外として廃棄処分されており、農家の生産意欲を高めることが課題だった。

 JAおきなわ北大東支店、協進食品(南城市)などが生産や収穫、ペーストにするまでの1次加工をサポート。久米仙酒造が製造法を試行錯誤し、商品化にこぎつけた。

 アルコール度数25度、720ミリリットル入り、税別千円。21日開幕する離島フェアで販売を始め、コープおきなわなど県内主要小売店で販売する。