ヘリ基地反対協の仲本興真事務局次長らは21日午前、沖縄県名護市辺野古のテント村で記者会見し、新基地建設への海上抗議行動の際、海上保安庁の警備によってカヌー隊のメンバーらが失神したり、負傷したりしたことを報告した。「正当な抗議行動への過剰警備をやめてほしい」と訴えた。

海上保安庁の警備の様子を説明するヘリ基地反対協の仲本興真事務局次長(右端)とカヌー隊の冨田正史さん(中央)ら=21日午前、名護市辺野古のテント村

 20日の海上抗議で海保の取り締まりを受けた冨田正史さん(63)は「海水を飲まされ、おぼれてしまうのかと恐怖を覚えた。ゴムボートでも無抵抗の私をうつぶせに押さえ付けていた」と説明。仲本次長は「非暴力の抗議が私たちの考え。警備の範囲を超えた行動は慎まないといけない」と指摘した。

 キャンプ・シュワブのゲート前では、21日も早朝から市民約100人が座り込んだ。午前7時前に県警や警視庁の機動隊が市民らを強制排除。工事用車両がシュワブ内に入った。

 一方、辺野古沖ではボーリング調査のスパット台船3基で作業員の姿が確認できた。市民らはカヌー13隻、船3隻で抗議している。