伝統芸能は最初から伝統だったわけではない。当然の話だが、どんな作品でも誕生した時は新作だった。作者も功成り名を遂げた重鎮ばかりではなかった▼例えば組踊。中国からの使者・冊封使の前で「執心鐘入」を披露した時、玉城朝薫は30代半ば。