顔写真入りの「カレンダー」を無償で選挙区内の人に配布し、内容を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、神戸市内の大学教授ら30人が24日、島尻安伊子沖縄担当相と元自民党県支部の会計責任者2人を公職選挙法と政治資金規正法違反の疑いで那覇地検に刑事告発した。

島尻安伊子沖縄担当相

 告発状によると、島尻氏は2012年12月から15年10月までに、顔写真と「参議院議員 島尻あい子」「自由民主党沖縄県参議院選挙区第二支部」などと記した「カレンダー」を毎年2千~3千部作成。参議院県選挙区内の有権者らに対し無償で配るなどして、公選法199条が禁止する寄付をしたとされる。

 また、自民党沖縄県参議院議員選挙区第二支部の会計責任者だった2人は、同支部が09年から13年まで「カレンダー」を無償で配布する寄付行為をしていたが、内容を政治資金収支報告書に記載していなかったと指摘。政治資金規正法25条などに違反したとしている。