■漂う磯の香り 国頭・シイラ干し

塩を振ったフーヌイユを干していく=国頭村・宜名真漁港

「雪が積もったようだ」と評判のカユプテ=名護市済井出

やんばるで赤く色づき始めたハゼノキ=名護市天仁屋

塩を振ったフーヌイユを干していく=国頭村・宜名真漁港 「雪が積もったようだ」と評判のカユプテ=名護市済井出 やんばるで赤く色づき始めたハゼノキ=名護市天仁屋

 【国頭】村宜名真の秋から冬にかけての風物詩、フーヌイユ(シイラ)の干物作りが漁港で始まっている。29日のフーヌイユ祭りのころが最盛期となる。

 フーヌイユは「運のある人が釣れる魚」の意味。漁港内で三枚におろし、塩をすり込み、屋外で2日間干す。宜名真区の山入端立善区長、くにがみ学童保育所の浦崎典子所長も手際よく作業をしていた。作業を見学した宮城久和村長は「フーヌイユで村全体が活気づく。祭りにも足を運んでほしい」と話した。(山城正二通信員)

■まるで雪のよう 屋我地・カユプテ

 【名護】屋我地島の市済井出区の街路樹として植栽されているカユプテ(フトモモ科)が咲き、「まるで木に雪が積もっているようだ」と話題になっている。

 開花は今年3回目だが、済井出のカユプテを観察し続けている古堅宗正さん(59)は「今回の咲き方は見事だ」と感激した様子で話す。

 饒平名の民家でも樹齢およそ68年の2本が満開になっている。

 オーストラリアなどが原産の常緑高木。カユプテはマレー語で「白い花」を意味している。(玉城学通信員)

■真っ赤に色づく 天仁屋・ハゼノキ

 【名護】ウルシ科のハゼノキ(リュウキュウハゼ)が市天仁屋と有津間の国道331号沿いで赤く色づき始めている。リュウキュウマツやオオバギなどの緑葉に混ざり赤い葉が目立つ。

 天仁屋市営住宅近くの木は高さ約3メートル。方言名「ハジャンギ」で、かぶれやすい人は枝の下にいるだけでもかぶれる。

 色づいているのは一部だが、間もなく真っ赤に紅葉する季節。公園や街路樹などで植栽されるモモタマナやナンキンハゼも紅葉する。(玉城学通信員)