【豊見城】ラムサール条約登録湿地の漫湖周辺で23日、秋の野鳥観察会があった。鳥好きや親子連れなど約25人が参加し、双眼鏡などを手に、足の指先が黄色いコサギやくちばしが少し上に反ったアオアシシギなどを確認した。

双眼鏡などで野鳥の居場所を確認する参加者たち=豊見城市の漫湖周辺

 環境省沖縄南部自然保護官事務所と漫湖水鳥・湿地センターの共催で、案内役を沖縄野鳥研究会の嵩原建二さん(60)が務めた。

 湿地には、広げると1メートル60センチを超える大きな翼が特徴のミサゴの姿も。嵩原さんが「ミサゴの英語名は基地問題で有名になったオスプレイ。せっかく飛んできたのに『出て行け』と言われ、この鳥も迷惑していますよ」と説明すると、参加者は興味深そうに望遠鏡をのぞいていた。

 市内の会社員、市川博俊さん(39)は家族5人で足を運び「家が近所なので、いつも鳴き声が聞こえるほど身近な野鳥だが、表情や特徴を観察するのは初めて」と笑顔。長女で小学5年の瑛依美さん(11)はミサゴについて「とっても大きくて、強そうだった」と話した。