米大手投資銀行のモルガン・スタンレーの関連会社が、那覇市旭町にある「リーガロイヤルグラン沖縄」の所有権と経営権を取得したことが25日までに、分かった。取得日は10月29日。ホテルを所有、経営する「グランホテルオペレーション」の株式を金秀本社(那覇市、松本眞一社長)から取得した。ホテルの名称は変わらず、これまで通り営業も継続。従業員の雇用やサービスに変更はない。

モルガン・スタンレーの関連会社に売却されたリーガロイヤルグラン沖縄=25日、那覇市旭町

 グランホテルオペレーションは、ホテルの運営をロイヤルホテル(大阪府)に委託。「リーガロイヤルホテル」ブランドを取り入れ、全国でホテル運営を展開するチェーンメリットを生かした運営を行ってきた。運営は今後も引き続きロイヤルホテルが担う。

 「リーガロイヤルグラン沖縄」は2012年6月に開業。モノレール旭橋駅周辺の再開発事業で建設された「カフーナ旭橋」内にあり、6階から14階がホテルになっている。客室数は全157室。シティーリゾートホテルをコンセプトに、ビジネスマンやアジアを中心とする個人観光客の利用が多い。14年度の稼働率は78%。15年度は10月末まで平均85%で推移している。

 モルガン・スタンレーの関連会社は現在県内で「ロワジールホテル&スパタワー那覇」(那覇市西)を所有している。(久髙愛)