昨年12月に那覇市松尾の開南交差点で起きた交通事故で、車両の下敷きになった女性の救出に尽力したとして、那覇市消防局は7人に感謝状を贈った。那覇市銘苅の中央消防署で17日、贈呈式があった。

照屋雅浩署長から感謝状を贈られたコザ信金開南支店の宮城武支店長と職員ら=那覇市・中央消防署(提供)

職場のチームワーク生かす コザ信金開南支店

 感謝状が贈られたのは、事故現場の開南交差点にあるコザ信金開南支店の宮城武支店長(56)、末吉常記さん(30)、兼本治さん(54)、堀川恭世さん(23)、仲島優さん(32)、知念里紗さん(27)ら支店職員6人と、その場に居合わせた学童職員の玉那覇拡さん(25)。玉那覇さんは16日に表彰状を受け取った。

 昨年12月21日、同支店から出かけようとした宮城支店長が事故現場に遭遇。人が下敷きになっているのに気付き、店内にいた職員を呼んで車を持ち上げるよう指示するなどした。女性は額の骨を折るけがをしたが、徐々に回復に向かっているという。

 宮城支店長は「『火事場のばか力』というものを実感した。瞬時に行動できてよかった」と話した。

 中央消防署の照屋雅浩署長は「職場での人間関係がうまく生かされたと思う。急なことにもかかわらず見事に連携してくれた」と感謝した。