9秒でまるわかり!

  • 1~7歳の6人がインフルエンザを原因病原体とする急性脳炎に
  • 過去5年で最多。意識障害を伴い24時間以上の入院を要する重症
  • インフル患者は増加傾向。地域では那覇、年齢では子どもが多い

 沖縄県地域保健課は21日、今年に入ってインフルエンザウイルスを原因病原体とする急性脳炎の患者が6人(18日現在)となり、過去5年で最多になったと発表した。6人は1歳児が3人、3~7歳が3人。いずれも意識障害を伴い、24時間以上の入院を要する重症だった。インフルエンザ脳症を発症すると、意識障害やてんかん、異常言動などがみられるという。

インフルエンザ患者も再び増加傾向に

 インフルエンザによる急性脳炎患者数は、15年は3人、16年は2人だった。

患者数も再び増加傾向に

 また、同課は県内の57定点医療機関から第7週(2月12~18日)に報告されたインフルエンザ患者数が3230人で1定点当たり56・67人となり、患者数が再び増加傾向にあるとして注意喚起を促した。

 同課が第1週(1月1~7日)に流行警報を発令後、第3週(同15~21日)をピークに患者数は減少していたが、第5週(同29日~2月4日)以降、再び増加に転じている。

 第7週の保健所別の定点当たりの患者数は那覇市が82・82人で最も多く、次いで八重山の69・33人、南部66・21人、中部48人、北部30・20人、宮古18・25人の順。年齢別では5~9歳が562人(17・4%)で最多。次に10~14歳が489人(15・1%)、1~4歳404人(12・5%)となっている。

 同課では園児や生徒がインフルエンザを発症した場合、発症後5日を経過し、さらに解熱したあと2日(幼児は3日)は登園や登校を控えるよう注意を呼び掛けている。