【宜野座】宜野座村城原区内を走る日米共同使用の村道1号で今月、米軍の大型車両などの通行が頻発していることが27日、分かった。同道路では1995年に男児が米軍の大型トラックにひかれ死亡する事故が発生。当時、村などの要請を受けて米側は大型車両の通行制限を決めていた。

村道1号を走行する米軍車両=17日、宜野座村城原区(住民提供)

 崎濱秀正区長は「決めたことを守らず怒りを感じる。いつ同様な事故が起きてもおかしくない」と批判した。

 区は同日、道路管理者の村と金武町、事故当時に民間地を通行しないよう求める意見書を可決した両町村議会に対し、再度要請するよう求めた。

 當眞淳村長は「詳細な報告を受けていない」とした上で、過去に住宅地を迂回(うかい)するよう要請した経緯から、来月沖縄防衛局に米軍ヘリが村内の民間地を低空飛行しないよう要請する場で、迂回を申し入れる考えを示した。

 区などによると、今月4日ごろから頻繁に米軍車両が通行。車線のはみ出しや数台での走行、深夜の午後11時半ごろも走行し、住民の車両とすれ違う際にも減速せず通過しているという。

 生活道路のため、区には「こわくて運転できない」などの不安の声や苦情が数多く寄せられている。