【高知市で勝浦大輔】ヤクルトから4位指名を受けた高知中央高3年の日隈ジュリアス投手(18)=桑江中出=は、高知市内のホテルで球団と交渉し、契約金3200万円、年俸500万円(金額は推定)で仮契約した。背番号は48に決まり、「少しでも早く1軍に上がり、球界を代表する投手になりたい」と飛躍を誓った。

ヤクルトの帽子をかぶり、笑顔を見せる高知中央高の日隈ジュリアス(中央)、鳥原公二チーフスカウト(右)、岡林洋一スカウト=ホテル日航高知旭ロイヤル

 日隈は身長184センチ、体重77キロで最速145キロの直球を武器とする左腕。少し緊張した面持ちで契約書にサインし、「ようやくプロ選手になれたという気持ち」と笑顔を浮かべた。小学3年から中学卒業までを過ごした沖縄について「自分の投球で、少しでも勇気や元気を与えたい」と語った。投げ合いたい投手には、同じ桑江中出身で巨人3位指名の與那原大剛投手(普天間高3年)を挙げた。

 今ドラフトでヤクルトが指名した6選手のうち、4人が高校生だ。鳥原公二チーフスカウトは「次の世代のチームづくり、育成に力を入れた指名。まず1軍に上がって頑張ってほしい」と期待を込めた。担当した岡林洋一スカウトは「潜在能力が高い。目を見張るストレートは、ますます伸びるはず」と太鼓判を押した。

 同席した母敦子さん(40)は「プロでもこつこつ諦めず、けがをせずに頑張ってほしい」と目を細めた。