24日に那覇市内で開かれた第52回沖縄タイムス芸術選賞の贈呈式では、計41人と1団体が晴れやかな表情で賞状を手にした。祝賀会には約400人余の関係者らが来場して受賞者を激励。会場内に喜びの輪が広がった。

花束を贈られる沖縄タイムス芸術選賞の受賞者(右側)=24日、沖縄かりゆしアーバンリゾートナハ(喜屋武綾菜撮影)

 演劇集団「創造」は演劇・映像部門で団体として受賞。1961年の創立から57年。上江洲朝男代表(56)は「歴史の中でこれまで関わってきた500人余のメンバー、劇を観賞して劇団を育ててくれた方々に感謝したい」と喜んだ。

 文学部門の受賞者、池上永一さん(47)は、贈呈式後「強い照明が当たる所で緊張した」と笑顔で感想を話した。数々のベストセラー作品を発表してきたが「新人の頃のような緊張感を味わうことができた。気が引き締まり、今後の創作の励みになる」と気持ちを新たにした。

 琉球古典舞踊の佐辺良和さん(38)は県内若手舞踊家の中心的存在として琉舞や組踊などで幅広く活動中。「(賞は)これからも頑張れという激励と受け止めている。精進を忘れず、先輩に感謝して後輩を育てながら、感動を与える舞台を作りたい」と抱負を述べた。