沖縄県名護市の県道18号の番越トンネルと雨志川原トンネルの間にある「ロードパーク」に、突然犬小屋ができた。毎日前を通る50代男性によると、10月上旬ごろに1匹の捨て犬を確認し、月末には犬小屋が現れた。男性は「飼い主が犬を捨てて作ったのか。全く無責任だ」と憤慨している。

突然現れた犬小屋=名護市の県道18号沿い

犬小屋の前にいた犬

突然現れた犬小屋=名護市の県道18号沿い 犬小屋の前にいた犬

 犬小屋は金属製の棚の部品や傘を組み合わせて作られている。犬は11月中旬になって見かけなくなったという。

 また、犬小屋を作った人とは別人が書いたとみられる「ワンコノート」という冊子も、小屋の前に置かれている。表紙裏には「ほぼ毎日ご飯を持って会いに来てました。いつの間にかりっぱなお家ができて、このワンコに愛情をそそぐ方たちがいることに感動の日々です」などと記されている。

 野生生物に詳しい屋我地鳥獣保護区管理員の渡久地豊さんは「公共の場でこのようなことをしてはいけない。飼い主も、小屋を作った人も、餌を与えた人もすべて無責任。餌を求めてカラスなどもやって来る。生態系が崩れる原因になる」と憤った。(玉城学通信員)