沖縄空手

「謙虚で謙遜、感謝の心」を 人格形成、空手の技術と同じく重視【道場めぐり・37】

2018年2月26日 19:10

■沖縄松真流空手道協会錬眞舘 城間清栄館長

 「道場を開きなさい」。沖縄松真流空手道協会錬眞舘の城間清栄館長(76)は、師の松林流創始者・長嶺将真氏(1907〜97)に勧められ、92年8月、出身地の那覇市仲井真に道場を開設した。以来、四半世紀にわたり、師の教えと伝統の型を守り抜き、松林流の普及に心血を注いできた。

基本動作から型まで鍛錬に汗を流した城間清栄館長(前列右)と門下生ら=那覇市仲井真の道場(中島一人撮影)

 現在は5歳から78歳までの幅広い世代が「強く、美しく、楽しく」をモットーに、週2回の稽古に励む。空手の技以上に門下生の「人格形成」には特に力を入れて指導している。「礼」も重んじ、道場への入退場の際は必ず一礼し、稽古の始めと終わりは長嶺氏の遺影に向かい全員で一礼する。「空手家は謙虚で謙遜、感謝の心が大切」と城間館長は語る。

 取材時、1965年発行の「組手」の琉球切手を見せてくれた。組手の2人は城間館長と長嶺氏。「少しは追い付けたかな」と懐かしみ、ほほ笑んだ。(社会部・西里大輝)

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