26日未明に右エンジンのトラブルで那覇空港に緊急着陸したエアアジアX旅客機。窓側の座席だった女性(40)によると、「オーバーヒート」「エマージェンシー(緊急)」などの機長アナウンスが聞こえ、座席の下に身をかがめるよう客室乗務員に指示されるなど、機内は緊迫したという。

(資料写真)那覇空港

 窓から外を見ると「ピカピカと光が見えた」。着陸すると乗客から拍手が湧き起こったとし「無事で本当によかった。もう二度と経験したくない」と安堵(あんど)した。

 格安航空会社(LCC)での海外渡航は初めてで「普通の飛行機より音がうるさかったが、こんなものかとあまり気にしていなかった」。那覇に到着後、ネットニュースで片側エンジンの不具合での緊急着陸だったことを知り「一気に怖くなった」と話した。

 友人らと旅行で搭乗していた男子大学生(23)は機内が焦げ臭さかったと指摘。「友人も近くの席の人も乗った時から焦げ臭いと話していた」という。

 緊急着陸後、乗客が機内から出たのは約6時間後。代替機で目的地へ出発するまで20時間を要し、乗客らは疲れた様子だった。