マルエーフェリー(鹿児島県奄美市、有村和晃社長)は3日から、東京-志布志-那覇航路に新造のRORO貨物船「琉球エキスプレス3」(1万34トン)を就航する。東京から沖縄への貨物輸送の需要増への対応で、これまで運航していた「たかちほ」(3500トン)に比べて積載能力が3倍以上に向上。昨年12月に同航路に就航した「琉球エキスプレス2」(1万757トン)とともに、大型船2隻体制で運航していく。

3日から就航するマルエーフェリーの新造船「琉球エキスプレス3」(同社提供)

 エキスプレス3は全長168・7メートル、幅26・6メートル。40フィートコンテナ1個が載せられる12メートルシャーシ148台と乗用車120台が積載できる。同航路を2週間で3往復する。

 同社は昨年12月から、エキスプレス2とたかちほの2隻体制で運航してきたが、2隻の積載能力の差が大きく、荷主のニーズに十分に対応できていなかった。東京から沖縄への貨物は、観光客増加に伴う生活物資や、公共投資に伴う建築資材の需要の高まりで増加傾向にあるという。一方、沖縄から東京への貨物は少なく、片荷が続いており、沖縄発の貨物量増大にも力を入れていく。

 2日に那覇市内で就航レセプションを開いた有村社長は「南西諸島の生活安定のため、生活物資を安全、安定的に輸送することで地域経済の発展に寄与していく」と話した。