【東京で花城克俊】来年のリオデジャネイロ五輪の代表選考を兼ねた柔道の国際大会「グランドスラム東京大会」(4~6日、東京体育館)の組み合わせ抽選が3日、東京都内のホテルで行われた。男子100キロ超級で、世界選手権2年連続準優勝の七戸龍(那覇西高-福岡大-九州電力)は2回戦から登場する。男子73キロ級の中矢力(綜合警備保障)らとともに会見に臨んだ七戸は「今大会は代表選考に大きな意味を持つ。しっかり金メダルを取ってリオにつなげたい」と緊張感をみなぎらせた。

柔道グランドスラム東京大会の前日会見に臨む男子100キロ超級の七戸龍(後列右から2人目)ら=東京ドームホテル(花城克俊撮影)

 柔道GSは日本で開催される唯一の国際大会で、男女各7階級に男子295人、女子181人が出場。日本からは各階級に4人がエントリーしている。両親が南風原町出身の渡名喜風南(帝京大)は、女子48キロ級に出場する。

 世界ランキング3位の七戸にとっては8月の世界選手権以来の国際試合。「生まれ育った沖縄で応援してくれる人たちのためにも、結果で恩返ししたい」と初優勝に闘志を燃やした。

 組み合わせ抽選後の記者会見で、全日本男子の井上康生監督は「リオ五輪代表選考を兼ねた大事な大会で求められるのは結果。各階級1枠という激しい競争が待っている」と大会の意義を強調。「選手たちには執念を存分に見せてほしい」と語った。また、七戸については「日本最重量級の第一人者。ここで結果を出して、打倒リネールを果たしてほしい」と期待した。