【東京】日米両政府は4日、米軍普天間飛行場と牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の一部について2017年度内の返還を目指すことで合意した。既に返還された西普天間住宅地区と国道58号を道路でつなぐためにキャンプ瑞慶覧・インダストリアルコリドー地区の一部を日米で共同使用することでも合意した。同日、菅義偉官房長官とケネディ駐日米大使が首相官邸で共同会見し、発表した。

米軍普天間飛行場

 米軍基地の返還に関する合意を日米の高官が共同会見で発表するのは極めて異例で、沖縄の基地負担軽減に取り組む姿勢をアピールし、名護市辺野古の新基地建設への理解を求める狙いがある。

 返還面積は、普天間東側が約4ヘクタール、キンザーの国道58号近隣地は約3ヘクタール。いずれも道路建設が目的で、普天間は一部が基地にかかり工事が中断している市道11号を建設、キンザーは渋滞緩和のために国道58号の車線を拡大する計画。