太陽と海とジョガーの祭典「第31回NAHAマラソン」(主催・NAHAマラソン協会=那覇市、南部広域市町村圏事務組合、沖縄タイムス社、琉球放送、那覇市観光協会、那覇市教育委員会、沖縄陸上競技協会)が6日午前9時、国道58号明治橋交差点前からスタートする。県内外や海外からエントリーした3万240人が南部5市町村にわたる42・195キロを駆け抜ける。

開会式で選手宣誓をする前回2位の平川信彦さん(左)と女子1位の廣瀬光子さん=5日午後、那覇市・県立武道館

 5日午後1時半、那覇市の県立武道館で開会式があり、多くのジョガーや関係者が参加した。

 出場するジョガーを代表し、昨年大会で2位だった東京都の平川信彦さん(29)と優勝した東京都の廣瀬光子さん(41)が「きらめく太陽、さわやかな風、響き渡る声援を力に走り抜くことを誓う」と選手宣誓した。

■声援を追い風に、自力で奥武山に… それぞれの誓い

 第31回NAHAマラソンを前に5日、那覇市の県立武道館でナンバーカードの交付と開会式があった。会場内ではスポーツ用品メーカー「アンダーアーマー」によるランニングフォーム講座や医療、消防関係者でつくる沖縄PUSHネットワークによる心肺蘇生講習会が開かれ、多くのジョガーでにぎわった。

 開会式では平川信彦(29)さんと廣瀬光子さん(41)が選手を代表して力強く宣誓。ジョガーからは大きな拍手が起こった。

 5回目の完走を目指す那覇市の石嶺早人さん(40)は「沿道の声援に背中を押してもらいながら頑張る」と意気込みを語る。娘の明(めい)ちゃん(7)に「お父さんなら完走できると思う。がんばれ」と声を掛けられ、大きくうなずいた。

 「サンタのコスチュームで走る予定」と話すのは北海道から初出場する樫山泰子さん(43)。「天気が心配だけど、楽しんで走る」と笑顔。

 那覇市の上江洲学さん(57)は「昨年はリタイアしてしまった。ことしは自力で奥武山運動公園に帰って来ます」と雪辱を誓った。

 山口県の守田宏和さん(63)は、転勤で沖縄に来た娘の歩さん(34)と一緒に走る予定だったが、歩さんは膝をけがして泣く泣く棄権。「一人で走るのは不安だけど、娘の分まで走り抜きます」と力を込めた。

 武道館の外には、協賛企業らによるウエアやシューズ、飲料を販売するブースが並び、お祭りムードだった。