識名トンネルの建設工事を巡り、沖縄県民11人が前知事や当時の県幹部に対して、国に返還した補助金の利息分を支払わせるよう翁長雄志知事に求めた住民訴訟の控訴審判決が1日、福岡高裁那覇支部であった。多見谷寿郎裁判長は県側の控訴を棄却した。

(資料写真)識名トンネル

 一審の那覇地裁は昨年7月、建設工事契約の一部の違法性を認め、当時の土木建築部長と南部土木事務所長に約7178万円の賠償を請求するよう、翁長知事に命じる判決を言い渡した。前知事への賠償請求は退けた。