【クリッシー悦子通信員】米国フロリダ沖縄県人会(がじまる会、秋子ダニエルズ会長)は11月14日、州内サンタローザ郡講堂で会結成15周年の祝賀会と沖縄伝統芸能チーム絆の公演を開催した。地元の県人や一般米人参観者だけでなく、遠くニューヨークやカリフォルニアなど他州からの参観者も含め400人が沖縄の芸能を堪能した。

15周年記念を祝してチーム絆の公演などを行ったフロリダ沖縄県人会=州内サンタローザ郡講堂

 マイアミ日本総領事館の青木啓志氏、同郡の議員、郡内のウェスリー・マイス氏=ミルトン市長=などの要人も数多く出席し会を祝した。琉球芸能の実演家有志でつくるチーム絆の公演はフロリダでは初めて。歌や踊り、ウチナーカンプーを結う実演など多彩なプログラムで総合的な沖縄芸能の公演となった。

 玉城敦子さんと砂川るみ子さんの古式ゆかしい「かぎやで風」は伝統的な美しい踊りと衣装が観衆を魅了した。當間千枝子さんの護身の舞では、空手の技法を取り入れた迫力のある舞が披露された。

 「汗水節-マミドーマ」は女性踊り手たちによる農作業の楽しさを表現した踊りで会場を沸かせた。「あんま~形見の一番じん」では宮城恵子さんの踊り、屋比久和子さんの歌で故郷の母親や他界した母を思い涙した人たちも多かった。また、ミシガン沖縄県人会ちむぐくる会が友情出演、勇壮なエイサーで会に花を添えた。

 祝賀会では片道3時間の距離を会員らの支援で訪れた同県人会最高齢92歳のよし・ドノプリアさん(屋宜よし子・旧大里村出身)にお祝いが贈られた。

 チーム絆のメンバーは16日にはミルトン市内でワークショップ、午後はフロリダ大学内のワークショップを開催。17日はペンサコーラ市内のリタイアメントホールでのパフォーマンスなどを行い、一般のアメリカ人向けに沖縄の歌や踊りを披露し喜ばれた。

 同県人会は、来年からひで子・マージ・ボールドウィンさんが会長に就任する。