米軍普天間飛行場の周辺上空を飛行する米軍機に対し、レーザー光とみられる強い光線が照射されていた事件で、県警は6日までに、本島中部の50代男性が関与していた疑いが強まったとして威力業務妨害の容疑で逮捕状を取った。複数の関係者への取材で分かった。県警は近く、この男性を同容疑で逮捕する方針。

米軍普天間飛行場

 米海兵隊によるとレーザー照射が確認されたのは少なくとも昨年7月以降からで、今月4日までに計6回照射されていた。ことし12月2日にはMV22オスプレイにも照射されていたという。いずれも米兵が負傷したとの報告はなかった。

 レーザーの照射は、搭乗者が瞬間的に視野狭窄(きょうさく)となる恐れがある。

 米海兵隊は「夜間用の暗視装置を利用している時は特に見えなくなり、墜落などの重大事故につながりかねない」などと懸念を示している。

 照射された6件は、いずれも普天間飛行場へ接近しようとする周辺上空の米軍機だったという。周囲は市街地で、事故になれば大惨事となる可能性が高いとしている。

 県警は、米軍から通報を受け捜査を続けていた。