【名護】那覇地検は6日、正当な理由なく米軍キャンプ・シュワブの敷地内に入ったとして刑事特別法違反の疑いで逮捕・送検された沖縄平和運動センターの山城博治議長(63)を名護署で釈放した。今後は任意で調べを続けるとみられる。機動隊員への公務執行妨害容疑で逮捕・送検された県統一連の瀬長和男事務局長(52)と男性(77)については地検が7日、勾留請求するかを判断するとみられる。

名護署から釈放された山城博治さん(左)を出迎える仲間たち=6日夜、同署前

 山城議長は逮捕容疑は「否定しようがない」と認めつつ、動機は「警察が仲間2人を不当逮捕し、抗議集会を開こうとしたら街宣車の音量を上げて妨害したこと」とした。これまで集会妨害はなかったとし「警察にも、やり過ぎはいかんとはっきり抗議すると伝えた」と話した。

 名護署前には午前から市民ら約50人が詰め掛け、早期釈放を訴えた。午後8時前に山城さんが玄関から姿を見せると「お帰りなさい」と大歓声で迎えた。