【名護】名護市屋我地島の5区持ち回りの豊年祭「5年まーる」がこのほど、済井出区の公民館屋外ステージであった。約600人の観客が15の演目を堪能した。

区内のアサギで御願をする出演者ら=名護市済井出

 同区の金城秀治さん(89)によると、100年余の歴史がある行事。まず出演者らが区内のアサギ(拝所)で手を合わせ、「上い口説」などを奉納した。平良恒稀君(辺土名高1年)は「アサギで踊ると、とても神秘的」と話した。

 舞台では「長者の大主」などがあり、今回がデビューの當眞叶さん(屋我地中1年)は「失敗しなかったのでとても満足です」と喜んだ。

 観客席にいた松田文さん(100)は「私は歌も踊りもできないが見るのは人一倍できる」。孫の春奈さん(27)は「みんな楽しそうに踊っていてうらやましい」と語った。

 饒平名区の上原俊彦さん(77)は「歴史文化を残すことは大切なこと。どの踊りも見応えがあった」と満足げに話した。(玉城学通信員)