日米両政府が2024年度以降の返還に合意している国道58号に面するキャンプ瑞慶覧のインダストリアル・コリドー地区の跡地利用をめぐり、宜野湾市が東京デイズニーランドを運営するオリエンタルランドのリゾートホテル誘致を進めていることが7日、分かった。

 関係者によると誘致を希望する宜野湾市に対し、オリエンタルランド側はホテル建設の可能性を調査する意向を示しているという。佐喜真淳市長は8日に首相官邸で菅義偉官房長官と会談し、返還後にリゾート地区としての跡地利用を国として支援するよう要請する。

 インダストリアル・コリドーの面積は約62ヘクタールで、大部分は北谷町域。宜野湾市は市域にあたる南側の約28ヘクタールをホテル区域としたい考え。

 コリドー地区の返還は13年の日米合意で返還時期を「24年度またはその後」とされた。一方で、宜野湾市内では南側部分の早期返還を要望する声が根強く、菅官房長官は今月4日にケネディ駐日米大使と南側の早期返還に取り組む内容を含んだ合意文書を発表した。