【東京】重い心臓病で早期の移植が必要な翁長希羽(のあ)ちゃん(1)の父司さん(39)と、「のあちゃんを救う会」の平良誠共同代表らが7日、厚生労働省の記者クラブで会見し、米国での手術費や渡航費などへの募金協力を呼び掛けた。これまでの募金額は約2億4800万円(4日現在)で、目標の3億2千万円まで残り約7200万円。会は来年1月中の渡米を目指し、年内に目標額を達成したい考え。

全国に向けて募金への協力を呼び掛ける翁長希羽ちゃんの父・司さん(中央)と「のあちゃんを救う会」の平良誠共同代表(右)、担当の海老島宏典医師=7日、厚労省の記者クラブ

米国での心臓移植を目指す翁長希羽ちゃん=11月、大阪府吹田市の国立循環器病研究センター

全国に向けて募金への協力を呼び掛ける翁長希羽ちゃんの父・司さん(中央)と「のあちゃんを救う会」の平良誠共同代表(右)、担当の海老島宏典医師=7日、厚労省の記者クラブ 米国での心臓移植を目指す翁長希羽ちゃん=11月、大阪府吹田市の国立循環器病研究センター

 のあちゃんは生後すぐに「拡張型心筋症」と診断された。4月に大阪府の国立循環器病研究センターで小児用補助人工心臓を装着する手術を受け、現在も入院中。司さんは「のあに沖縄の青い海と空を見せたい。補助人工心臓なしで一緒に普通のことをするのが夢。のあの命を助けてください」と声を絞り出した。

 同センターの海老島宏典医師は「のあちゃんは日々成長発達しているが、補助人工心臓は移植への橋渡しの治療で、年単位の使用は可能ではない。現在9カ月になっており、これ以上待つメリットはない」と、早期に移植手術が必要な状態と説明。平良代表は「全国の皆さんの協力をお願いしたい」と呼び掛けた。