沖縄地区税関は2日、2017年に輸入を差し止めた偽ブランド品など知的財産侵害物品の件数が491件で、統計が残る11年以降最も多かったと発表した。それまで最多だった16年の472件を19件上回った。差し止め件数は3年連続で450件を超える高水準で推移している。

輸入を差し止められた偽ブランド品=2日、那覇市壺川・沖縄地区税関

偽ブランド品を処分する沖縄地区税関の職員ら=2日、那覇市壺川・沖縄地区税関

輸入を差し止められた偽ブランド品=2日、那覇市壺川・沖縄地区税関 偽ブランド品を処分する沖縄地区税関の職員ら=2日、那覇市壺川・沖縄地区税関

 差し止め件数では、中国からの輸入が全体の94・7%を占めた。スニーカーなどの靴類が全体の33・7%(171件)と最も多く、16年に比べ5・9倍。16年最多だったバッグ類は17年で30・2%(153件)。件数は134件減少した。

 商品点数は3573点で、前年より約1・1倍増加。スマートフォンのケースなどの「携帯電話および付属品」が1250点で最多、靴類が294点と続いた。16年はなかった医薬品は119点だった。

 財務省によると、全国の輸入差し止め件数は3万627件で、過去2番目に高い水準。輸入差し止め価額(正規品であった場合の推計価額)は約113億円に上るという。

 同税関の石田晶久次長は「極端に価格の安い物や品質表示が無い物などは疑わしい物と考え、手を出さないでほしい」と呼び掛けている。