「沖縄と向き合うことが、物書きとしての最後の務め」。野坂昭如さんは1999年12月、戦争童話集の沖縄編執筆に先立ち、宜野湾市の佐喜眞美術館で臨んだ記者会見で、自身の強い思いをこう語っていた。