沖縄の歌三線には、人をもてなしながら、自分も同時に楽しむという要素がある。県立博物館・美術館収蔵の「進貢船の図」には、三線音楽のその特質が描き出されている▼琉球王国の交易を担った進貢船のそばに浮かぶ小舟の中、扇を持って踊っている人を三線に見える楽器を持った人影が囲む。