「すぐできる、印象がかわる。“ひとこと手書き”コミュニケーション」-と題した講座が2月27日、那覇市の文具専門店「モジュール」で開かれ、約20人が受講した。

講師の吉戸三貴さん(左)から、一人一人のイメージや個性に合った手書きメッセージのこつを学ぶ受講者=那覇市・モジュール

 講師を務めたのは、沖縄美ら海水族館の元広報担当で、現在本紙くらし面コラム「私らしく、はたらく」執筆者の吉戸三貴さん。社会人に成りたてのころ、コミュニケーションをとるのが苦手だったが、手書きの簡単なメッセージで感謝の気持ちを伝えることを習慣付けた。すると上司との人間関係が改善し、取引先にも覚えてもらって仕事の依頼が増え、「人生が開ける転機につながった」と手書きメッセージの効果について説明した。

 吉戸さんは「手書きする目的をはっきりさせ、誰に、どう思ってもらう必要があるのかを考えて」とアドバイスし、続けやすくするこつも紹介。受講者が想定するさまざまな状況を聞き取りながら、それぞれの個性や目的に合わせ、一筆箋のデザインや書き添えるフレーズを提案した。

 職場でのコミュニケーションに取り入れたいと受講した女性(40)は「最近はメールが主流だけど手書きの温かな雰囲気がいい。ダイレクトすぎず、やんわりと表現するこつを学べた」と笑顔をみせた。

 講習会は、種類やデザインが豊富な文房具を生かして暮らしを彩る場面を提案したいと、「モジュール」オーナーの禰覇由美さんが初めて企画した。禰覇さんは「これから、手書きがおしゃれになる時代が来ると思う。文房具の使い道の幅が広がればうれしい」と話していた。